厚生労働省からは、令和元年9月19日付で「公衆浴場における衛生等管理要領の改訂について(生食発0919第8号)」の通知が出ており、公衆浴場における水質基準等に関する指針に基づく浴槽水の検査になります。
レジオネラ症の原因となるレジオネラ属菌は、自然環境では20~42℃で生存し、45~50℃以上では増殖しないか死滅します。また、人に対して病原性の強いレジオネラ属菌は、35℃前後で最も繁殖すると言われており、アメーバやバイオフィルムと言った中で増殖します。
温泉施設や公衆浴場では、レジオネラ症を発生させないために適切な管理が必要とされるとともに、浴槽水等の水質検査が義務付けられています。